【教育】「英語が必要かどうか、今後、二極化していく」これからの日本の英語教育を 成田悠輔×小川彩佳×山本恵里伽【news23】|TBS NEWS DIG

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8 Dec 202216:29

Summary

TLDRこのビデオのスクリプトは、日本の教育の現状と課題について成田さんと議論しています。個性を重視した教育、学歴社会の評価、英語教育の在り方などについて意見が出されています。成田さんは学歴そのものより学びの質を重視するべきだと述べています。また、英語教育については、英語が本当に使える人とそうでない人に分化していくと分析しています。教員不足については、教育そのものの構造改革が必要ではないかと指摘しています。

Takeaways

  • 😊 日本の教育が個性を伸ばさない、決まりきった形になっているという意見がある
  • 😞 学歴社会は能力以上に学歴を重視するため、公平性に欠けるという意見がある
  • 😯 世界大学ランキングを見ると、日本の大学は下位にあり、相対的に落ちている
  • 😓 英語教育について、学生は実用面の不足を、社会人は必要性の低さを指摘している
  • 😢 教員採用倍率が過去最低となり、教員不足が深刻化している
  • 👍 東京都が地方の教員をオンラインで募集するなど、新たな取り組みが始まっている
  • 🤔 教員以外の地域人材との連携が、教育の質の維持につながるとの指摘がある
  • 😱 昨年度、全国の公立学校で2000人以上の教員不足が生じている
  • 😀 教員の働き方改革など短期的な対策と、オンライン教育など構造改革が必要
  • 🧐 社会の変化に合わせ、教育の柔軟な作り換えがこれから大切だとの意見がある

Q & A

  • 日本の教育のどの部分が問題だと思われているのか?

    -個性を伸ばす教育が足りないと思われている。決まりきった答えの出る教育で、柔軟性がないという意見がある。

  • 学歴社会についての意見は?

    -学歴が高ければ後の選択肢が広がるため、ある程度の学歴は必要だと思われている。ただ、学歴だけで判断するのは平等ではないという意見もある。

  • 世界の大学ランキングで、日本の大学はどのような位置付けか?

    -東京大学が39位、京都大学が68位と100位以内に2校しか入っていない。アジアでは中国や香港の大学に押されている。

  • イェール大学と日本の大学の違いは?

    -イェール大学は世界中から様々な人材が集まるのに対し、日本の大学はほぼ日本人のみ。英語力の差も大きい。

  • 英語教育の現状と今後は?

    -英語力が本当に必要な人とそうでない人の二極化が進む可能性がある。自分がどちらかをはっきりさせることが重要。

  • 教員不足の現状と要因は?

    -全国で2000人以上の教員不足がある。長時間労働や保護者対応などの負担が大きいためと考えられる。

  • 教員不足への短期的な解決策は?

    -教員の労働時間を減らす働き方改革。家庭や地域の力を借りることも必要。

  • 教員不足への長期的な解決策は?

    -オンライン教育などの活用で、少数の教員で多数の生徒を教えられるように教育の構造を変えることが必要。

  • 教育のデジタル化は進むのか?

    -すでに小規模ながら始まっており、社会と技術が変化する中で教育も変化していく必要がある。柔軟な意識が必要。

  • 英語教育にコンプレックスを感じる人が多いが、なぜか?

    -自国の言語で完全に生活ができる幸せな国であることの裏返しとして、英語力のなさにコンプレックスを感じることがある。

Outlines

00:00

📚日本の教育システムと学歴社会の現状

成田さんと共に、日本の教育システムの問題点を探求しています。街頭インタビューを通じて、個性を伸ばす教育の必要性や、教育の柔軟性の欠如が指摘されました。また、学歴社会に対する意見も分かれ、学歴が人生の選択肢を広げる一方で、平等ではないとの声もありました。成田さんは学歴社会について、学歴が必ずしも教育の質を保証しないと指摘し、重要なのは、調査やデータに基づいて、何が本当に価値があるのかを見極めることであると説明しています。世界の大学ランキングにおける日本の位置についても触れ、日本の学力や能力が必ずしも低下しているわけではないが、人口減少などの要因で相対的にランキングが下がっている可能性があると分析しています。

05:01

🌏異文化と英語教育の重要性

日本の大学とアメリカのトップ大学との違いについて成田さんが言及しています。特に、多様性の欠如が日本の大学の大きな問題点として挙げられており、世界中から才能が集まるアメリカの大学とは対照的です。また、英語教育に関しては、世代による感じ方の違いがあり、実用的な英語能力の向上が必要であると指摘されています。日本人の英語に対するコンプレックスと、実際に必要とされる英語能力のギャップについても触れられており、将来的には英語教育が二極化する可能性があると成田さんは述べています。

10:02

🏫教員不足と教育の質の課題

日本における教員不足の問題と、それが教育の質に与える影響について詳述しています。東京都での教員不足対策や、他の地域から教員を呼び込む取り組みについての例が挙げられています。また、教員以外の力を借りることや、オンライン教育の活用など、教育の質を保持しつつ教員不足に対処する方法についても議論されています。成田さんは、短期的な解決策としては働き方改革の重要性を強調しつつ、長期的には教育システム自体の変革が必要であると主張しています。

15:03

📈教育改革とデジタル化の進展

教育の未来について、特にオンライン教育とデジタルツールの活用による教育改革の可能性に焦点を当てています。成田さんは、少数の教員が大規模な学生群に対して高品質な教育を提供できるデジタル教育の潜在力を強調しています。また、教員の役割が知識の伝達から生徒のメンタリングや生活指導へと変化することで、教育の質を維持しつつ教員不足にも対応できるようになると説明しています。教育構造の革新が必要であり、技術と社会の変化に適応する柔軟な教育システムの構築が求められていると結論づけています。

Mindmap

Keywords

💡学歴社会

ビデオでは、日本は学歴社会で、学歴が高いほど就職などで有利になると述べられています。学歴主義的な社会を指し、個人の能力以上に出身学校の評価が重視されることを意味します。

💡英語教育

英語教育の改善が問題として取り上げられています。コミュニケーション能力が身についていないことや、英語へのコンプレックスがあると指摘されています。

💡教員不足

学校現場で教員が不足している問題がクローズアップされています。理由として長時間労働や保護者対応などの負担が考えられているとしています。

💡授業

教員不足を補う方法として、オンライン授業の活用が提案されています。デジタル技術を使い、少数の教員で多くの生徒を教えられるようにすることができるとしています。

💡学力

日本の学力低下が問題視されているわけではなく、むしろ人口の減少が大学ランキング低下の要因だと分析されています。

💡個性

画一的な教育で個性が損なわれているとの指摘があります。個性を伸ばす教育が求められているとしています。

💡英語力

英語力の必要性は低いと結論づけられています。英語が必要な人と必要ない人に二極化し、必要な人だけ身につけることが提案されています。

💡学習

学校だけで完結させるのではなく、地域社会と連携した学びの実現が目指されているとしています。学校外の人材や施設も教育に取り入れるべきだとしています。

💡教育改革

社会状況の変化に合わせて教育も柔軟に改革していく必要性が強調されています。新しい技術を取り入れながら、教育の構造改革を進めることが提案されています。

💡大学ランキング

世界大学ランキングでは日本の大学が低迷している実態が紹介されています。人口の減少が直接の要因とされ、日本の縮小を象徴する結果だと分析されています。

Highlights

日本の教育の個性を伸ばす教育が必要

教育が決まりきった形で柔軟性がないという課題

学歴が人を判断する定義として機能していることに懸念

学歴社会は平等ではないという意見も

学歴はその後の選択肢に影響するとの意識がある

世界トップ大学ランキングで日本の大学は下位

英語教育では発音と実用性の課題を指摘する声が多い

英語必要性は2極化し、必要最小限ならAIなどを利用

教員採用競争率が過去最低に

教員の長時間労働などが原因で教員不足に

学校外の人材を活用することが解決策の1つ

オンライン教育などで教員数を減らす教育改革が必要

教育は社会変化とともに変化していくべき

教育改革に柔軟な意識が必要

Transcripts

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これからの日本の教育についてアメリカの

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大学で教鞭をとっていらっしゃる成田さん

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と一緒に考えてまいりますよろしくお願い

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いたしますお願いしますまずは日本の教育

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何が問題だと思うのか街で聞いてみました

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みんな同じことを同じように

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作る

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機会ロボットを作るみたいな感じのもう

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ちょっと

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個性を伸ばすような教育をしてほしいなと

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思います

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教育全般がこうなんかこう決まりきった

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答えが出るような形の教育になっていたの

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柔軟性がないなと思います自由度とか

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一方で日本の学歴社会については

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人を図る定義として

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学歴が一番わかりやすいなんだから多分

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学歴世界別に悪くはないと思うしなんか

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学歴だけでなんか

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仕事とかそういうのが有利になっちゃうの

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はなちょっと平等じゃないなって思います

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就活とかする時とか

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第一審査は書類審査だからそういうところ

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学歴で

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撮るのが一般的なのかなっていうところで

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学歴

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社会かなっていう感じはい

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学歴高いところとか有名なところに行くと

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その人生

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トータルで見て選択者が広がるっていう

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感覚があるので

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その社会に行った時に

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頭がいい人はでも使えない人とかいるから

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まあ

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あんま関係ないかなって思いますその

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将来なんか何をやるにしてもある程度の

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学歴がないってやっぱりその後の選択肢は

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ないよっていう

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ことやっぱりなんとなく意識していて一定

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以上のところのやっぱり高校ない大学内に

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行った方がやっぱ周りのレベルをねその中

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で切磋琢磨してほしいっていう思いは

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ちょっとやっぱりあるので

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いくつかの課題を浮かび上がってきてい

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ますけれども成田さんはいわゆる学歴社会

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についてはまずどう考えてらっしゃいます

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みんな学力って好きですよね

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でもなんか大事なのは学歴って言われてる

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ものの中に大事なものと大事じゃないもの

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と結構いろいろ混じってるってことが大事

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かなと思うんですよっていうのは

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例えば学歴が高くてこう偏差値が高い有名

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な学校と普通の学校その2つに行った場合

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で本当に違いが生まれるのかどうか

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気になるじゃないですかで実際にそれを

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こう思い込みじゃなくて

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データで調べてみたりするとアメリカとか

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の有名な大学とか高校って

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実はほとんど教育効果がないっていう結果

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が出たりすることがあるんですよそうなん

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ですかという意味で言うと

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学歴って言われてるものの中で実は調べて

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みるとほとんど意味がない

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僕たちが重要だと思い込んでるだけのも

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のっていうのも多いと思うんですよねなの

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で何が意味があって意味がないのかって

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ことをまああまり周りの声に

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惑わされずに

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巨神とかに考えることが大事かなと思い

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ますねいろんな声が街でもありました

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けれどもやはりこう偏差値の高いところに

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というお話ありましたでは

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世界と比べてみるとどうなんでしょうか

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こちらはイギリスの教育専門誌が発表した

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世界の大学ランキングなんですけれども

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研究内容や論文の引用回数などを基に算出

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されたものです1位はイギリスの

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オックスフォード大学2位がアメリカ

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ハーバード大学3位がイギリス

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ケンブリッジ大学アメリカスタンフォード

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大学となりまして

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9位には成田さんが助教授を務めている

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アメリカのイエール大学も入っていますね

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では日本の大学はどこかと

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言いますと

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下の方行きまして39

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位に東京大学68位に京都大学となってい

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ますそしてこの2つの大学ともに前年と

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比べて

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順位下がっているんですね

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さらにこんなデータもあります100位

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以内に入っている大学のうちアジアで見て

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みると

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中国が7個香港が5個となっていて日本は

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2個ちょっと押されてるような感じもし

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ますよねこの中でのこの日本の立ち位置と

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いうのはどう見たらいいと思いますかそう

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ですねこれでも必ずしも日本人の学力が

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落ちてるとか

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能力が落ちているって単純な話でもないと

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思うんですよっていうのはなんか日本って

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最近こう人口をどんどん若い人減ってる

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じゃないですかだから同じような能力を

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持った人たちがいたとしても

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単純な頭数がどんどん減ってるので

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他に成長していると中国とかアジアなのか

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な国がアメリカみたいな国と比べるとこう

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相対的に

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落ちていくのはしょうがないって言えば

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しょうがないのかなって見方もできると

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思うそもそもの母数の話が

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減ってるっていうことですよねまあなので

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これを大学だけの問題として見ても

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あんまり意味がなくて日本っていう国とか

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経済全体がだんだんこう縮んで

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他の国と相対的に見た場合に

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衰えてるってことのひとつの表れがこの

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大学問題なのかなと

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ランキングなのだと

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ちなみにあの成田さんがいらっしゃる

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イェール大学は9位でこの日本の大学との

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違いというのをどんなふうにお感じになっ

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てますか一番わかりやすい違いは日本の

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大学は基本的にほとんど日本人だけで

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やりくりしてるじゃないですか

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先生も学生も日本人ですよねただアメリカ

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のトップ大学とかだとその基本で世界中の

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どんな人でも

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学生としても先生としても来れるみたいな

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形ですよねなんでいろんな国のいろんな

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言葉を喋る人たちが混じっていて

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英語もだいたいすごい鉛がある英語の方が

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多いみたいなのが一番わかりやすい違い

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ですからねまあだから元々使える

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才能のプールみたいなのが全然違うって

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いうのが一番大きいですからねそういう

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ふうにこう魅力的だと感じて多くの人材が

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世界から集まってくるということですね

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ただそれはこうアメリカっていう国が

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たまたま

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英語っていうことを使っていてで世界の

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経済の中心で

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っていういろいろな歴史的な経緯があって

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初めて可能になってると思うんですよねな

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のでアメリカとかイギリスの国とような国

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と比べて低いっていうことをあんまり気に

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しすぎてもしょうがないのかな日本なりに

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何ができるかっていうことを

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自分自身で考えた方がいいんじゃない

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かっていう気が僕はしますそしてその成田

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さんのお話にも英語というのがありました

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けれども

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街で多く聞かれたのが英語教育についての

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声だったんですね

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世代別にどう感じているのかまず10代

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20代の学生の声を見てみますとこちら

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です

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発音がめちゃくちゃで

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通じないであるとか

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文法ばかりを習うと日常会話に生かせない

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リスニングの授業とネイティブ全然違うよ

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こんな声がありました

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続いて30代以上の世代はと言いますと

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こちら30年前から英語は重視されてきた

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がその後に生きていない

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話す聞くアウトプットの練習をすれば

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レベル上がるんじゃないかそしてできなく

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ても大半の人はそれなりに生きていける

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こんな声もあったんですがやはり体感とし

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ても

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読むことはできるけど喋れないっていう方

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多いと思うんですね日本人やはり英語の

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コンプレックスというのを多くの方が抱い

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てると思うんですよこの点どうですか

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コンプレックスはある気がするんですがで

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も日本の人の英語力がどんどん伸びてる

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感じもしないですよねそうなんですだから

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実際あんまり必要じゃないっていうこと

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ですね

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ずっとこう課題としては認識され続けて

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いるんだけれども一向に解決されないと

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いうか

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それは

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本当に

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必要ではないってことなんじゃないかな

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本当に追い詰められたら人間って勝手に

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やり始めるものじゃないですかだからもし

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英語でしか生活できない

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英語でしか仕事ができないという環境に

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いきなり投げ込まれたら何が何でもなんか

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身につけざるを得ないと思うんですよもう

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そうじゃないってことだと思うんですよね

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これはこれ日本が幸せだということでも

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あって

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自分たちの言語で

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全ての仕事とか生活ができるような国が

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あってそれが結構大きいその幸せさんの

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現れというか裏返しが

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英語ができない

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英語にコンプレックスを抱き続けるという

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ことなんじゃないかなという気がしますね

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そうですね

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実際これからを考えると英語

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教育というのはどうなんでしょうか

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向上していく必要はあるのかどうかこれが

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多分2曲化していくんじゃないかと思うん

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ですよねつまりなんかもう英語を本当に体

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に染み付けて人とこう心と心を英語で通わ

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せるみたいな

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本当の英語力を身につけないといけない人

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たちとあとは最低限の一冊とか

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情報を伝えることさえできればいいその

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ためには機械翻訳とかアプリとかを使って

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最低限の英語を

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AI的なものとか

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コンピューターみたいなものに委ねてい

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くっていうのの2つに分かれていくんじゃ

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ないかなって気がしますねなので本当に

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英語が必要な人と必要でない人ってのがい

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て自分がどっちなのかっていうことを

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はっきりさせることが大事なんじゃないか

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ただ今あのスピーキング教育などをこう

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あの取り入れていくという動きがある中で

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英語だとその新たな科目が増えていくこと

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によって

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学校現場の負担はどんどん増していると

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いう現状もありますただ

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教員不足というのが深刻な問題にずっと

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あり続けていますよねそうですね

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公立学校の教員採用試験の倍率2000年

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をピークに減少傾向となっていまして今

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年度の採用選考は3.7倍

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過去最低になったんです

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教員になりたい人というのがなかなか出て

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こないという中どうこの状況を解決したら

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いいんでしょうか

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43

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昨夜東京都が開催した

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地方の教員死亡者に向けた

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オンライン説明会

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東京都で働いていて良かったなって思う

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こと

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学校が多いので

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いろんな経験が本当にたくさんできるん

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じゃないかな日本を代表する建物だったり

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博物館とかがとっても東京は多いので

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もちろん子供たちの学びにもなりますし

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地方から東京都に採用された教員たちが

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東京で働く魅力をアピールかなり

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負担は減ってるんじゃないかなって思い

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ます

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以前より

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休みを取りやすくなったなっていうのは

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もう実感としてあります

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全国的な教員不足から

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東京都はこれまでも

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地方の学生に向け

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学校見学バスツアーを開催したり

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試験会場を地方にも設けたりするなどあの

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手この手で教員を募っています

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[音楽]

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[拍手]

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オンライン説明会で発言していた山形出身

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の樋口さん

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今は都内の小学校で働いています

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先生大変とかあのあまりよろしくない

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ニュースなんかも多分聞いて不安になっ

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てる方も多いのかなと思うのでいい

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イメージを持ってもらえたら

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少しずつ増えるかなーなんては思ってます

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けど

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教員不足により

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学校現場では

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若い先生は

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ご結婚されて出産されるということがあり

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ますので

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出産された後に

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担任を引き継いでいただく方が足りない

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方面にお声掛けをして

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募集を募るということもしていますし

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副校長が

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短期間

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担任側に入るということも現実的に起きて

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いますとか人材を探してくるというような

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ことをしています

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教育の質にも影響するこの問題

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教員以外の力を借りることが一つの解決策

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になるかもしれません

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中学校の教員をしていた

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松岡さんは

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教員をやっているとたくさんの

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[音楽]

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理想と現実の間の

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葛藤を

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ずっと抱えたままこのままやっていて自分

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はいいんだろうかっていうのが一番大きく

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松岡さんは今

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北海道を安平町で

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学校連携コーディネーターとして

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学校の内外をつなぎ

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教科書だけでは得られない

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学びのサポートをしています

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[拍手]

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この日は農家の力も借りて

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地元特産のメロンの育て方を学ぶ授業です

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オンラインで

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様々なこう学習ツールとか学習機会って

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いうのがもう提供される時代になっている

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ので

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学校でしかできない学びっていうのを

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学校の先生だけで全てを完結しようとしな

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いっていうのがすごく大事なことだなと

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思っていて

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街のいろいろな人たちが

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協力し合うような環境を作るっていうのが

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何か僕は本当すごいポイントなんだなって

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いうふうにここに来て感じることですね

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実際にどれだけ教員が不足しているのか

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こちらデータがあるんですが

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昨年度は全国の公立学校1897

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校で合わせて2558人不足していたと

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いうことなんですでこの教員不足の原因と

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して考えられるのがサンキューや育休病気

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などの欠員が出た場合の

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補充人員の不足

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他には部活動などの長時間労働や保護者へ

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の対応などが考えられるということなん

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ですね

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VTRにも現場の悲鳴も聞かれました

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けれどもこの教員不足というのは成田さん

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どう見ていったらいいと考えですか

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短期と長期で

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少し話が変わってくるかなと思うんですよ

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今すぐここだと

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話も出ていた働き方改革みたいなもので

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先生がやらなくちゃいけない仕事がどこ

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までなのかで永遠と部活に付き合わなく

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ちゃいけないとか

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保護者対応に追われるみたいなことを

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できるだけ先生からもうちょっと家庭とか

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地域の方に引き剥がしていくってことが

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大事だと思うんですよねであとはこう教員

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になりたいと思ってる方が今だとそれも

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民間の就活と先生になるための教員研修と

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か同時にやるっていうのはすごい難しいっ

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ていう状況があったりしますよねなので

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その先生になりたいと思ってる人が

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他のオプションも

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追求しながら

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先生になる道も閉ざさないで済むような形

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例えばこう教員免許を取るのを採用された

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後にできるようにするみたいな形で柔軟化

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するっていうのが大事かなっていう気がし

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ますねただ長い目で見ると

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教員が減っても大丈夫なように教育を

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作り替えていく方が大事なんじゃないです

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かねどういうのは最近だと中学とか高校で

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授業とかをほとんどオンラインでできて

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日本中で一番すごそうな先生を雇ってきて

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その先生がやった授業を受けられてでその

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授業に連動した教科書とかも

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すごくよく作り込まれたアプリで行われて

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いて

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スマホとかPC系ですごいいい授業を受け

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られるとそういう学校とかで初めていて

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それが数万人とかの生徒さんを

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抱え込んだりしていて一番全国で大きい

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学校になったりしてるんですよだから今後

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は純粋に授業をやって

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知識を伝えるみたいな

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わかりやすいみたいなこうやってかっちり

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した教育はできるだけそういうそのオン

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ラインの力とかデジタルの力を使うような

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形で

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少数の先生が一気に数万人とか数十万人と

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かを教えられるようにするとその代わり

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先生がやらなくちゃいけないのはその個々

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生徒さんの

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メンターになるとか

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生活とか人生の相談に乗ってあげるみたい

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な役割って感じになることで

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先生の数が少なくてもいい教育ができる

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ような形に

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教育そのものを作り替えていくということ

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が一番大事なんじゃないかなと思いますね

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教育の構造改革のようなことが必要になっ

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てくるということですかそういう流れと

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いうのは生まれていくんでしょうかどうな

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んでしょうかねもう今すでにそういうもの

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がちっちゃい実験としては始まってると

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思うんですよだからそれが今だと昔ながら

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の教育と違うっていうことでちょっと

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身構えちゃうってところがあると思うん

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ですよね

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教育っていうのはこう社会とか技術が

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変わると同時に変化していくものだって

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いうことを受け入れてその本製品の社会に

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あった形で自然に教育を改造していく

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作り変えていくっていう風に考えればいい

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んじゃないかなと思いますね

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柔軟な意識で向き合うということに必要に

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なってきますね

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ニュースディグ

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